いちごいちご (あきひめ)
【ややラストスパート型】
生育適温は17~20℃。 浅根性のため乾燥に弱いが、寒さには強く、雪の下でも越冬する。 イチゴは、秋の低温と短日の条件で花芽が分化シ、その後、春から初夏の高温と長日の条件で開花・結実する性質をもつ。 受粉後の結実には最低5~6℃が必要。 クラウンがほんの少し隠れる程度に浅植えにするのがコツ。 イチゴは水はけがよく、適度の保湿性と通気性をもった肥沃な土で、日当たりのよい場所を好む。 ランナーの親苗側とは反対側に新しい花芽が出来る。 3月上旬に追肥、中耕。 果実の肥大開始期に週に1回、液肥で追肥。 寒冷期に入ると成長が止まって休眠する。 1~2月に枯葉をこまめに取り、病気をふせぐ。 2月~3月、黒マルチをイチゴの株の上からかけ、マルチの上からイチゴの株を探り、マルチを破ってイチゴの株を上に出す。 果実が汚れるのを防ぎ、地温を上げるのに効果がある。 ポットに親株から伸びてきた子株を置き、ランナーを小石やUピンなどで押さえ、1日1~2回水やりすると、10~15日ほどで活着する。 子株にランナーを2cmぐらいつけて、ハサミで親株と切り離して苗にする。 ポットのまま、植えつけ適期の10月中旬まで育てる。 |